ご挨拶

平成17年の創業以来、皆様のお引立てを賜り愛される建設業として歩み続けて参りました。

これも皆さまの温かいご支援と、社員が一丸となって技術の向上を図り「人がいきいきとする環境を創造する」を実現すべく努力してきた結果であると考えております。

当社は住宅、商業施設、マンション、倉庫、工場等幅広く数多くの事業を手掛けております。

特に近年はご要望の高いリフォーム事業に力を入れております。

高品質な建物と高品質なサービスを心掛け、多くの方々のご期待に添えるよう努力しております。

今後とも社会的責任を果たしつつ、社員一人一人がお客様の視点に立ってプロフェッショナル集団として全社をあげて業務に取り組んで行く所存でございます。

一人でも多くのお客様がご満足頂けるよう倍旧のご支援とご愛好を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


㈱丸光建設工業  代表取締役 丸藤正光



「よく働き、よく笑う」
お互いを認め、信頼し合う社風から心のこもった仕事が生まれる。
自分自身と向き合うモノづくりを大切に。

職人集団を作り上げたい

大工という職業の人口が今、激減しています。いくつかの原因の中でも深刻なのが職人の高齢化です。

戦後、建築を〈工業化〉したことで技術力よりもスピードが求められ、大工の賃金は低下。人が雇えず、技術の継承が難しくなったのです。元々大工とは、木を使った職人の総称。その中でも建築に関わる大工は〈家大工〉や〈宮大工〉と呼ばれ、木を扱う技術はもちろん、設計・監督・積算・人材育成など建築のすべてを取り仕切るプロフェッショナル。

長年にわたり日本の木造文化を築き上げてきた大工でしたが、高度成長期を迎え、その役割は大きく変わります。需要に供給が追いつかず、技術よりも効率・安価・スピードを求められ建築を〈大量生産〉することになる。建築の工業化がそれに拍車をかけ、工事現場の下請けとして仕事を〝もらう側〟になってしまったのです。80年代には100万人以上従事していた大工が、わずか30年で半減、今後10年で4分の1にまで減少してしまう。日本の高度な木造技術は消滅してしまうかもしれません。


成熟した日本の社会では、すでに集団から〝個〟の時代に突入している。個性が重んじられる〈多様性〉の時代。そんな中でマルコウでは、どんな仕事でも柔軟に対応できる職人を育てることが使命だと感じております。

マニュアルに則った規格製品を組み合わせる〈作業員〉ではなく、自ら頭を使い、施主様とコミュニケーションを図り解決する。そして、失われつつある日本の木造文化を守り、次の世代へ継承していく職人集団を北海道で創り上げていきます。


一般的に、現場の職人が施主様と一緒に議論することはほぼありません。職人にとっての〈お客様〉は、仕事を与えてくれる元請け企業様であり、価格の決定権は元請けにある。マルコウ建設では、職人の意見をすぐに設計・監督・営業などにフィードバックし、柔軟な対応でお客様の満足を高めている。

木や部材といったものの癖を熟知した繊細な技と美的感覚、現場の職人達をまとめる統率力、更には多くの知識や能力が求められる仕事。大工とは自らの手でつくる喜びと、ものづくりの本質に触れられるやりがいのある仕事だと感じております。